家を所有するということ

きわめて個人的なことなのですが、実家の解体をスタートしました。
母が亡くなって来年の5月で丸10年になるのです。
実家は借地に建てられた家を祖父が買ったもので、
わたしは3歳からここに住み、18歳までの15年間と大学を卒業した後の3年くらい、
そして結婚後、母の介護〜亡くなって一周忌を終えるまでの3年くらい、ここで暮らしました。

ここ数年、1年に1回の一時帰国の時にしか実家に帰ってなかったし、
家の傷みも進んできたため、思い切って解体に踏み切りました。

実家からの眺めが大好きで…

母や叔母もここで育ちました。祖父は海軍にいたので、祖父が乗っている船が港に帰ってくるのが見えると、あわてて家に帰っていたそうです。

最後に撮った写真を見て、良い眺めだな〜としみじみと思います。

近所の方々も本当に良い人たちばかりで、今でも「おかえり」と言って向かえてくれます。
解体のご挨拶をしながら、ここに生まれて良かったなぁと改めて思いました。

小さい頃寝ていた部屋の天井。杉板のフシが動いてるように見えたりしました(笑)

解体の契約などを先週一週間でバタバタと済ませて戻って来たのですが、
業者さんから、進捗状況が送られて来ます。
もう屋根はないみたいです。

家を所有するというと、良いことのように思えますよね。
でも所有することばかりが良いことではないなと思いました。
なぜなら、所有したものはいつか手放す時が来てしまうから。

手放すって想像よりエネルギーがいるものです。
持ってなかったら、手放さなくていいんですよね。
もしかしたら、その方が楽なのかもしれない。
そう思った今回の出来事でした。

スポンサーリンク




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。