ちょっとは役に立つ記事をあげんかい!と常々思っていたので、去年の10月に下書きをしたままだった記事をアップすることにしました。
2019年の夏頃、MacBook Pro(13インチ 2015earlyモデル)の異変に気づきました。
閉じようとしたら…閉まらない!!キーボード部分が微妙に膨らんでいるっっっ!!!!!裏側もガタついている!!
ということに気づき、悩んだ末、増税前に思い切って新しいMacBookProを買いました。予定外の出費でしたが、すでに購入から4年が過ぎていたため、まもなく寿命が来るのは明らかでした。
あと1年は粘りたかったところですが…。修理の見積もりを頼んだら…
と言われて(たしかそれくらいの金額だった…)、修理するのを辞めました。
メモリ積んだり、HDDの容量をあげたりしていたら、42万円なり…(かなり痛い金額)。
とはいえ、新しいMacは快適なのでした…(笑)
今回、TimeMachineバックアップからは復元せず、使っているソフトをひとつひとつインストールしていったので、何をインストールしているかを含めて備忘録的にまとめてみようと思います!
まずは私のMacヒストリーから…
誰が知りたいんだ?という感じですが、私のりんごヒストリーをまとめてみましょう。
Mac歴、なんと四半世紀以上。他のパソコンは全く買ったことがありません(使い方もあまりわからない)。
初めてMacを触ったのは大学生時代。その頃のMacは確かオンボロのMacintosh Ⅱでした。
その時、何をしたのかも覚えていないです。何故か情報処理っていう講義で、みんなでマウスを使って絵でも描いたのでしょうか?
ちなみに、私が大学生だった頃、周りの人たちはタイピングもできなかったんですよね。そういう時代だったのです。
でも私は、中学生の必修クラブでやりたいクラブもなく、英文タイプを従姉からもらって創作活動(適当に英文を打ってコラージュしたりして創作していた。笑)をしていたため、英文タイプ部に加入。なりゆきでなぜか副部長に(笑)
英文タイプの打ち方をひたすら勉強するという地味〜なことをしながら、週に1時間の必修クラブの時間を過ごしていたのでした。今思えばあのクラブは、どういう目的であったものか謎ですが。
そのかいあって(?)中学生のときにはすでに英文を打つことができました。
その後、高校で美術部に入った私は、自分で描かなくて良い「活字」に惹かれ、ワープロをねだって買ってもらうのです。
最初に買ってもらったのは東芝のLUPOという機種。インクリボンを使う画面もモノクロのワープロです!そのワープロを使って、美術部での制作をしていたのですが…。先生には不評だった記憶があります(笑)
大学時代に2代目のワープロ、NECの機種忘れましたけど、その頃は画面がカラーになっていたような…?
その時点で、私はかなーり早いタイピングができていたため、パソコンへもすんなりと移行。
でも、パソコンはまだまだ個人が買えるものではなかったのです。
デザイン事務所へ入社後、最初に使ったのはMacintosh LCとMacintosh Quadra 950あたりだったかと…。
当時、印刷物の版下入稿がデジタル入稿になりつつあった頃で、ものによってはデータ入稿(フロッピーディスクで!)、でも大半は、Macで作った文字などを使って版下を作り色指定して入稿する時代でした。
Illustratorはありましたが、プレビュー画面では操作ができず、アートワーク画面で作業をしてプレビューしてカラー確認するという(笑)
ちょっと手の混んだイラストを作ると、プレビューかけて一回帰り、翌朝確認するなんてこともありました(笑)
その後、Macintosh 8500に変わり、事務所を移ってからG3→G4と使い、この頃に初めての自分のMacを持つことに。
最初は、事務所で使っていたG3を譲ってもらい使っていたのですが、PowerBook G3を自分で初めて購入。真っ黒い曲線デザインが好きでした。
それから、白くて四角いiBookを購入。なんと2年くらいでぶっ壊れてしまい、MacBookProを新たに購入。このとき、介護などで稼ぎがないにも関わず、全く使わないわけにはいかないのでAdobeのソフトを30万位出して買って泣いた覚えがあります(笑)
そして、直近まで使っていたのが冒頭に話した2015earlyのMacBookProです。(ここまで長かった!歴史長い!)
実はこの古いMacBook Proのバッテリーを自力で載せ替えたので、そちらも今度記事にしたいと思います!
そんなわけで新しい愛機はMacBookPro15インチに
バッテリーが膨張してるということに気づき、後輩に「閉まらないんだけど〜」と連絡したら、「それやばいっすよ!もう壊れますよ!絶対やばいです。早くバックアップとって修理してもらうかどうかしてください!!」と言われ…。
そのときたまたま忙しかったので、バッテリー交換に出している間の仕事ができなくなるのはまずいと思い、とりあえずそのままギリギリまで使いました。
Appleビジネスアカウントで買おうとしたけれど…
そして増税直前の9月27日にえ〜い!と注文。本当はビジネスアカウントに入っていて、そのことを忘れて夏にiPad Proをオンラインで買っていたのです。
ビジネスアカウントは、年間60万超えの購入をするとその後また製品買う時にディスカウントがあるらしく、iPhone買う可能性があるなと思って、前回買ったiPad Proとあわせてその60万超えの対象になるかを問い合わせました。
しかし、ネットストアでの個人の購入は対象外。注文は電話でしろというAppleにあるまじき時代錯誤な注文方法しかなくて、「そんなこと最初に聞いてないな…」と思いつつも、面倒になってそちら経由で買うのは辞めました。
ビジネスアカウントに入らないかと銀座Appleで言ってきたのはAppleさんの方なのに、全く融通がきかない。
ネットストアでは注文できず、わざわざ銀座まで行って並んで買うのはめんどくさいし、今のところ電話で担当者を煩わせるほどの量は買わない。
つまり、少なくともデザイン事務所などで何百万以上の購入をする人しか相手にしていないのかなという印象。わたしみたいに、ひとりでやってる個人事業主ははなから相手にされていないわけです(拗ねてるわけじゃないよ!)。
今後、ビジネスアカウント経由で買うことは、ひとりでやってる限りはないかなと思います。ネットで買った方が早いですもんね。
そしてやってきた新しいMacさま
常々、13インチ狭い!と思っていたので、新しいMacBookProは15インチにすることに。
プラス、前の前のMacBookProのハードディスクを自分で750GBに交換しており、直近まで使っていた2015earlyのハードディスク512GBでは不足を感じていたため(これでも買った当初はマックスの容量だったのです)、ハードディスクを2TBにし、メモリを32GBへ変更。
なんとお値段、税込みで42万円ちょっと。高い!!
iBook買ったときは、ノート型のMac、iBookで十分事足りるよね〜とか思っていたのに、今はAdobeのソフト動かそうと思ったら、メモリ32GBは必須らしい(MacBookProはマックス積めるのは32GB)。
これでも、アップルのサポートに相談をして、安くあげた方。本当はハードディスク4TBにしたかったよね。でもそしたらもっと高くなっちゃうし…。
家族からは「あんたの会社、経営成り立ってないよね…何その設備投資」なんて言われる始末(iPadProも少し前に買っていたからね…)。
個人事業主泣かせですわ…Appleさん。もう少し安くならないものでしょうか…涙。
ここでやっと本題に。私がインストールしているソフト一覧
やっとか!と言われそうですが、これまでTimeMachineを使って復元してきており、いらない初期ファイルとかきっとたくさん入っているはず…と思ったので、今回は復元せず、必要なソフトをインストールしていくことに。
それで、最近は、デザインに使うAdobeのソフト以外にも様々なアプリなどがあるため、一度まとめておくことにしました。
デザイン系Adobe Creative Cloud
以前は、メディアで買っていたAdobeのソフトもサブスクリプションの時代に…。最新バージョンが常に使えるというのはメリットなのかもしれませんが…「様子見てからバージョンアップ」していたのは過去の話なのでしょう。
今でもときどき、「OSが古くてイラレが2019年版なので落として送ってください」と言われることがありますが。
Adobe Creative Cloudをサブスクリプションして使っています。
その中で使っているのはこちら。
- Adobe Illustrator:言わずもがなのデザインソフト
- Adobe Photoshop:写真加工
- Adobe Acrobat:なにげに一番使ってる
- Adobe Dreamweaver:ウェブ系(がっつりウェブをやってないので一部分だけ修正するくらいにしか使わないのでほとんど眠っている)
- Adobe InDesign:ページものレイアウト(たま〜にしか使わないので使う時だけダウンロード)
- Adobe Lightroom:実績写真をここに集めてAdobeウェブアプリのportfolioへアップ していたけれど最近は直接portfolioにアップしている。
Adobeのソフトは、年間65,760円(今安いみたいです→47,760円)かかりますが、iPadアプリなどが充実してきたので最近はあまり高くないかもと思い始めました。
でも…いつかデザイン系のソフトを使わなくなるときが来るのでは…という気がしているので、脱Adobeも視野に入れて、ipadアプリなどを試しています。ipadアプリはまたいつか書きたいと思います。
デザイン仕事に使うAdobe以外
- CotEditor:CSSやhtmlなどをちょっと直したりするときに
- FileZila:FTPソフト。サーバーとのデータやりとり(最近有料になって年間1000円)
- iMageTools:かんたんに画像サイズなどを変更したいときに
- Toyviewer:かんたんな画像処理に(主に色など)
主にお客さんとのやり取りと請求書や見積書、会計に
- Microsoft Office Word
- Microsoft Office Excel
- Microsoft Office PowerPoint
※現在のバージョンが古いので、Macに入っているApple純正のpages、numbers、keynoteへの以降を試み中。めざせ脱Office!
文章を書く
- Pages:見た目を整えて納品しなければならない文章(Macの純正アプリ)
- Bear:ブログなどの記事を書く時に。文字数、単語数、段落数の他、読む時間が表示されて便利。年間1500円でiphone、ipadとも即同期!
情報収集
- Pocket:あとで読みたいwebページを保存。ブックマークの変わり。
- Evernote : ネットで見つけた情報をweb clipperで保存。(プランは「プラス」で利用中。年間3100円)
- Notability:Evernoteで集めた情報を読みやすくまとめてカテゴリー分け。
アイデアをまとめる
- MindNode:マインドマップ作成アプリ。iphone、ipadでも使える(有料1840円。サブスクもあり)
- IdeaGrid:いろんなアイデアをひとつに集約。マインドマップみたいに使ったり、アイデア出しに便利なフォーマットもある。(有料:Mac8,800円、iphone1,840円、ipad3,420円。それぞれを購入する)
- Slack:チームでやりとりするためのアプリだけどわたしはひとりで使ってる。ちょっとしたメモをここに集めたり、小さなアイデアや会計処理に必要なものをメモってる。ここで1人会議するときも(笑)
本当は仕事関係者全員に使って欲しいけれど、みんなLINEかメッセンジャーでやりとりしている(笑)
アプリをいろいろ入れるのを好まない人もいるからね…。
仕事効率化
- Chatwork:仕事用のファイルのやりとり。メールに埋もれなくて便利。
- Dropbox:共有ファイル保管。10年くらい前から共有フォルダに入れて作業するというやり方をしている。同時に触らないということさえ守っていれば便利。
- GoogleDrive:ここも共有ファイル保管だけど、他にもGoogleにはPDFの文字をテキストで取り出すなどの便利な機能があってなかなか便利。
- Box:主にファイルのサブバックアップ用として使用。
- Google日本語入力:長年ATOK派だったのだけど新しいMacからこれに。今の所不便なし。
- OmniFocus:GTDアプリ。何度も課金バージョンアップしたけれど結局うまく使いこなせなかったので現在はほぼお蔵入り状態。Thingsへ移行。
- Skitch:スクショアプリ。evernoteと同期できて◎。かなり使ってるけれど、他のスクショアプリも検討中。
- Spark:メールアプリ。複数のテンプレートを作れるところが気に入っている。送信予約もできるけどうまく行かないことが多くて困ったので最近は使ってない。ipad、iphoneでも使用中。
- Things3:OmniFocusを使っていたが今はこちらに。Thing→Googleカレンダーと、Slack→Thingsができるようになれば文句なし(OmniFocusはそれができた)。(有料Mac6,100円、ipad2,440円、iphone1,220円)
- Zoom:最近の打ち合わせはもっぱらこれ。勉強会なども。skypeで画面共有して打ち合わせしていたのはもはや遠い昔になってしまった…。ちなみに有料プランに入るとき、現在のレートだとドルで支払うと少し安くなる。
作業環境を整える
- Alfred3:webでもローカルでもこれで検索できる
- AppCleaner:初期設定ファイルごとアプリを削除したいときに。
- Bartender:メニューバーアイコンの表示非表示を切り替えられるアプリ。メニューバーすっきり!(有料15ドル)
- Clipy:以前あったClipMenuというアプリを引き継いで作られたもの。これなしでは生きていけないほど便利。よく使うカラーコードやURLなどをスニペット登録できる。これがipadなどとのクラウド同期に対応してくれたら言うことなし。
- DeepL:翻訳アプリ。Google翻訳よりなめらかだということで最近こちらをよく使っている。月額サブスクすると月750円。
- Duet:画面を拡張するアプリ。ipadアプリを入れてサブディスプレイにできる。立ち上げている他の画面を見ながら作業するときに便利。
本当は液タブの変わりみたいに使えることを期待したけれど、それには課金が必要だったので諦めた。OSをCaterinaにするとサイドカーという機能が使えるみたいなのでこのアプリは要らなくなる。
- Gemini2:重複ファイルをみつけてくれるアプリ。最近サブスクになってしまった。
- Gray:通常はダークモードがいいけれど、ダークモードにしたくないアプリを指定できる。
- Mountain:ハードディスクのマウントアンマウントができる(有料730円)
- OnyX:不要なファイルを消去できるメンテナンスアプリ。
- PopClip:iPhoneにあるようなポップアップでコピペができる。他にも、Slackに送る、調べるなどなどいろんなアプリと連携できてかなり便利。これなしでは生きていけない。(有料1600円)
- Time Machine Editor : タイムマシンのバックアップが動いているときに作業が重くなるのがいやで導入。便利。
- Translate tab:メニューバーにGoogle翻訳のタブを追加してくれる。あのスペルどうだったっけ?ってときに使ったり、DeepLと合わせて英語を訳すのに使ってる。(有料1220円)
デザイン以外の仕事やSNSやプライベートで
- 1 Password:便利に使っていたけれど最近サブスクになって課金を躊躇しているところ
- 1-click Video Cutter Joiner:ビデオ変換アプリ。主に短いmp4をまとめる時に使用。
- AstroGold:西洋占星術のホロスコープソフト。デザインのできる占い師(笑)なので。(有料299.99ドル)
- Calibre:電子書籍のビューワソフト。わたしは電子書籍をPDFなどに変換するために使っている。
- DayOne:日記アプリ。有料で買って使ってた気がしたけれど最近プレミアムのサブスクリプションのようです(年間2800円)。Twitterのログもとれるようになって便利(ログとってませんが)。
- LINE:仕事のチャットも最近はLINEばかりなのでMac版を入れている。本当は他のメッセージが仕事中に目に入って気が散るので仕事でLINEは使いたくない。Facebookのメッセンジャーも以前はアプリを入れていたけれど今は使ってない。
- Honto:hontoで買った電子書籍のビューワソフト。
- kindle:kindleのビューワソフト。
- Paplika Recipe Manager 3:レシピをクリップしておけるアプリ。iphoneやipadとも同期できて便利
- SoundCloud:音楽やラジオを聞く用
- Tweetbot:Twitter歴11年。元Twitter廃人だったのだけど最近はそこそこ。
- Unsplash WallPapers:Unsplashにある写真を日替わりでデスクトップに表示してくれるアプリ。ブログに使えそうなのが出てきたらすかさず保存。
こんなアプリあったらいいのに
これだけ入れていても、まだまだこんなのあったらいいのになって思うアプリがあります。
WordPressをアプリのみで更新できるもの
MarsEditをお試しで使ったけれど、結局ブラウザでwordpress開いて手直ししないとならないならば、要らないなと思って買わなかった。
音声データの書き起こしを自動でしてくれるもの
音声データをテキストで起こすとき、みんなどうやってるんだろうと思ったら、音声データを聞きながらしゃべって音声入力しているらしい。
ちょっとめんどい。
音声データを取り込んで、それをテキストデータにしてくれるアプリないかな〜。iphoneではあるけれど、精度がイマイチ。
Google翻訳に頼らない翻訳ソフト
DeepLはかなり使えるのですが、無料だと翻訳語数に制限があり、サブスクすれがそれ以上使えるけれど、できれば買い切りで使えるソフトがほしい。
20年近く前、macで使える「コリャ英和」という翻訳ソフトを使っていて、現在もそのソフトはあるけれどmac版は2018年版。そしてCaterinaでは動かない…。今のところまだCaterinaにはしていないけれど、できればCaterinaでも使えるソフトがいい。
こんな感じかな。最近、アプリがサブスクリプションばかりになってきて、月々の費用が膨らんでしまっているんですよねー。
サブスク辛いっ…!
このアプリの中でもおすすめのアプリを少しずつ紹介していこうと思っています!